~米国住宅ローンについて~
こんにちわ。
株式会社Reve 剱持です。
本日は、米国住宅ローンについてお話いたします。
周知の通リ、米国においては高インフレが続いておりFRBはインフレ抑制の為、政策金利を段階的に上げております。
政策金利を上げることにより、当然に住宅ローンの金利も上昇します。
日本の住宅ローン金利は、変動金利において0.6%~35年固定金利においても1.2%~など様々な金利がございますが、米国においては14年ぶりに6%へ上昇し2008年11月以来となります。
(連邦住宅貸付抵当公社 30年物固定金利)
仮に3000万円の土地OR建物を購入した時・・・
米国 3000万円 6%にて 借入 35年の場合 月々 171,056円 総支払 71,843,903円
日本 3000万円 1.2%にて 借入 35年の場合 月々 87,510円 総支払 36,754,487円
恐ろしい結果となります。
しかし、米国においては消費者の取得が上がっておりますので単純な比較にはならないかと思います。
この背景は、2022年9月のCPI(米消費者物価指数)が予想を上回る伸びとなったことから米大幅利上げの観測が強まり、米国債利回りが上昇したことが背景にあるかと思います。
今後も金利上昇が続き需要を鈍化させ、住宅価格に下落圧力を加える見通しとなりますが在庫がはなお不十分な水準ですので住宅価格の下落が続く公算は大きいと思いますが、おそらく大幅な下げとはならないかと思います。
日本においては、引き続き金融緩和は続くとの事ですがどこかのタイミングでインフレ抑制のために金利上昇も考えられるかと思います。
不動産の売却・購入にあたっては、米国経済状況も見るのも必要かと思います。
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